ドラマのゲーム化というよりドラマをゲームにはめ込んだ「相棒DS」

相棒DS (初回生産:「名セリフステッカー」同梱)

相棒DS (初回生産:「名セリフステッカー」同梱)

メインのドラマモードとおまけモードのミニゲームをプレイしました。ドラマモードは序盤に特命係にありそうな話で操作法を丁寧に解説してから、メインのEPをプレイします。

事件発生から解決までの流れを追いますが、捜査の中で現場の検証、聞き込み、相棒との会話などがありますが基本的には1本道です。得た情報を元に新たな現場や聞き込む人に会いにいってさらに情報を得て、推理をするといった具合でドラマ見てる感じ。ストーリーを進めながら場所を移すこともありますがそうなると現場の捜査も聞き込みも一切できません。寄り道できない、ささいな会話無し。"右京ビジョン"や"ひとつだけボタン"など右京さんが推理する時のシステムもありますが演出ってだけでした。なんなら「ひとつだけ」ってマイク入力させてほしかったですね。

実写なのでドラマを見る感じでプレイできたし、BGMもドラマの楽曲を使っていたので雰囲気良し。これがマンガ版だったら買ってなかった。あと感覚的にですがキャラクターのセリフの所々に違和感を感じた。このキャラにこれは??って思ったのが少し。

相棒をドラマで見ている人は買って損は無いけど知らない人には不評だろうなといった出来。推理ゲーというよりドラマゲー